椎間板ヘルニアのレーザー治療

レーザー治療の治療費

 

日本にレーザー治療PLDDが導入されてから20年近くが経ち、日本の技術力も格段に上がり、確実な効果を少ない負担で得る事ができるという事で椎間板ヘルニアのレーザー治療PLDDが注目されています。

 

年を追うごとに実践例も確実に増えており、今後の椎間板ヘルニア治療法の柱の一つとなるのではと期待をされています。しかし現状は「最先端医療」とされている為、残念ながら「健康保険」が適用されない医療となっており、「全額自費」による診療で、現状ではレーザー治療PLDDを受けるにはやはり20万以上の費用が発生してしまいます。治療後のリハビリ等を考えると恐らくそれ以上でしょう。その為、レーザー治療PLDDはまだ門戸の開かれた治療法とはいい難い状況でしょう。

 

また、レーザー治療PLDDは比較的経度の椎間板ヘルニア には有効とされますが、中~重度の椎間板ヘルニアの場合は十分に効果が期待できません。その場合は「PLED」や「MED法」といった手術が必要です。現在、椎間板ヘルニアの手術治療については色々な条件が揃った上で「検査費」「入院費」に関しては保険が適用されるところまできていますが、誰もが期待をしている肝心の「治療費」については未だ自費診療です。

 

仮にレーザー治療 PLDDが「検査費」「入院費」の健康保険適用を受けたとしても、「日帰り手術」なので余り意味がありません。そもそもレーザー治療PLDD等の最先端医療は「治療費」が高い事がネックとなり、普及が遅れているという背景は否めません。