椎間板ヘルニアのレーザー治療

椎間板ヘルニアの原因

 

椎間板ヘルニアの原因となる最も大きな原因は「姿勢の歪み」でしょう。歪んだ姿勢は骨格を歪めてしまい、一部の筋肉に過負荷をかけ、反対の筋肉には負荷をかけないというアンバランスな状態をもたらします。その結果、一部の筋肉は過負荷で疲労が蓄積し、その反対にある筋肉は負荷がなく徐々に衰え、何一つメリットがありません。

 

「背骨の歪みが体の不調を訴える」という概念があるように、姿勢の歪みというものは体に大きな影響をおよぼします。「姿勢の歪み」によって引き起こされる厄介な症状が「筋肉の機能不全」で大きく分けると過負荷をうける筋肉、負荷がなくなる筋肉、代替機能を受け持つ筋肉の3つの問題が生じます。

 

そして、疲労しきって機能障害を起こしている筋肉に「過負荷」が襲い掛かった結果が、よくご存知のぎっくり腰です。いわゆる「腰の捻挫」といえるでしょう。その程度で済めばよいのですが、過負荷が余りに大きかった場合や筋肉の疲労が余りに大きかった場合、腰の捻挫でおさまらず、衝撃を吸収・分散しきれなかった「椎間板」が破裂し「繊維輪軟骨」を突き破ってしまうと「椎間板ヘルニア」が発生してしまいます。

 

この「過負荷」の原因となるのは殆どが「重い荷物を持った瞬間」「高いところから飛び降りた瞬間」 などの「瞬間的な負荷」を引き起こす動作ですので、腰に不安を抱えている人は日頃からそういった負荷の大きな動作を意識的に控えましょう。